イカフライの日常

日常で起きた出来事を語ります。

【失敗体験その②】床屋のおやじに叱られた

こんにちはイカフライです。

 

過去に失敗した体験などの記事を一応シリーズで書いています。

 

前回はこちらです。

www.ikahurai.com

 

今回はタイトルの通り、理容室で起きた出来事について書いていきます。

 

 馴染みの理容室店へ

 

私が中学生の頃の話です。

 

その日は休日で、髪が伸びてきたので、散髪屋に行こうと思っていました。

 

私が行く散髪屋は小学生のときから通っている馴染みのお店で、店員さんにも顔を覚えてもらえるぐらい、常連客でした。

 なので、「いつもの感じでお願いします」と言うと、大体把握しているので私が求めている髪型に仕上げてくれます。

 求めている髪型というより、「短ければ何でも良かった」という感じです。笑

 

、、、でも1つ気になることがあります。

それは、店員が強面ということです。

 

顔が怖いだけであり、性格が悪いわけではないです。

とても優しい方です。

でも真面目な顔をしてるときは、やはり怖いです。

 

鏡越しで目が合ったときは、「ビクっ」としてしまいます。

 

 そしてその日も髪を切って貰おうと思ったのですが、この日は私の中であるものが芽生えておりいつもと感情は違っていました。

 

 あるものとは、、、

「オシャレ」に興味

 

当時中学生ということもあり、ちょうど思春期に当たる時期でした。

 

言わば、オシャレに気を使う歳です。

 

興味が出たきっかけは、中学で仲良くなった友達と休日に初めて遊んだ時の話です。

休日ということもあり、私服での集合となりました。

 

そのときの私服は、、、

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オレンジ色の長袖に、デニムのショートパンツ。

 

どこか懐かしいようなスタイルです。

 

対する友人は、

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(わかりづらいですが)カーディガンに、ロングパンツ

 

明らかな違い

 

ファッションに疎かった私も、さすがに気が付きました。

自分の服装が子どもっぽいことに(子どもなんだけどね)。

 

そういった経緯から服装も気になったのと同時に、髪型にも違和感を持ち始めました。

 

他の生徒たちは、ソフトモヒカンやらツーブロックやら、なにかしらアレンジをしておりオリジナル性があり、オシャレという風に感じていました。

 

それに対して私は、ただ髪が立つぐらいまで短く切っただけの普通の髪型で、意識し始めたのか、急に恥ずかしくなってきたのです。

 

 髪型が気に入らない

 

 話は戻り、そういったことから違う髪型に挑戦しようと思ったのですが、いざ決めようと思うと、「ほんとにこの髪型似あってるだろうか」とか「馬鹿にされるじゃないか」などの迷いが生じ中々踏ん切りがつかないまま、店に入ってしまったのです。

 

で結局、、、「いつもの感じでお願いします」となりました。

 

そうして切っていくことになったのですが、切ってる最中にも若干迷いがあり「もやもや」が治まらかったです。

 

 そんな思いをしてるのも知らず、店員さんは注文通りに完璧に仕上げてくれるよう奮闘しています。

 

言い忘れていましたが、私は「超」が付くほどの人見知りな性格なので、常連客にもかかわらずその人とは、あまり話したことはありません。

なので相談ができるほど仲はよくありません。

 

 時間が過ぎていき、着々と髪を整えていき、ついに完成してしまったのです。

 

「どうですか?」と言われたのですが、「なんかいまいちだな~」と思い、

「もうちょっとき切ってもらっていいですか?」と尋ねたのです。

 

「じゃあ、刈上げする?」と言われ「お願いします」と頼みました。

しかし当時の私は、知識がなく刈上げという言葉も知りませんでした。

 

なので、突然バリカンを携えた店員さんが現れたので驚きました。

と同時に刈上げの意味も分かりました。

 

しかしここでも、まだ躊躇いがありました。

「地肌が見えるのってチャラくないだろうか?」と。

 

 もう店員さんの準備も終わってるし、ああ、どうしよう

 

ギリギリまで思い詰めて、ついにその瞬間が訪れたのです。

私のとった行動は、

 

回避

 

店員さんがバリカンで剃る行為を、直前で避けてしまったのです。

というより体が勝手に反応しました。

 

 少し沈黙が続いた後、店員さんの方から先に口が開きました。

 

「おじさん、君が求めているような髪型にはできないから、他をあたって」

 

 衝撃の一言に私は、少しの間硬直してしまいました。

 

 そもそも、私が全体を仕上げた後、「もうちょっと切ってもらっていいですか?」という発言が「イメージ全体を変えろ」という風に捉えていたらしく、不機嫌になっていたそうです。

 

長年通っていたお店だけあって、無理なリクエストにも答えてくれた店員さんの優しさがそこにあったのにもかかわらず気付けませんでした。

 

その後我に返った私は、謝罪をしてなんとか和解しました。

 

軽率な行動や言葉は場合によっては、他人の機嫌を損なりかねません。

 

苦い思い出でした。

 

最後に、

 

事の発端は自分のコンプレックスが原因でした。

一度気になると解決できるまで中々頭から離れないものです。

「見た目」など気にしない文化に変われば、楽になるのかもしれませんね。